ギーレンのマーラー9
今週のベストオブクラッシック(NHK)もマーラー没後100周年づくし
- 交響曲 第7番 ホ短調“夜の歌”」マーラー作曲、(1時間21分39秒)、ベルリン・ドイツ交響楽団、インゴ・メッツマッハー、<2010/3/25>(ポーランド・ラジオ提供)
- 「交響曲 第9番 ニ長調」マーラー作曲(1時間34分03秒)、北ドイツ放送交響楽団、ミヒャエル・ギーレン、<2010/9/26>
と続きますが、特にギーレンの9番が、なんとも味があります。歴代の名演と比べると演奏時間は長い方。一楽章の緩部分がタメのように働きます。4楽章の死にそうな展開も、なんでしょう、石庭をのぞくような、精緻なんでしょうか。なかなか名演です。
ギーレンはwikiによると1927年生まれ、指揮者でもあり現代音楽の作曲家でもある。指揮者としては、「冷血系」に属するらしいが、「グスタフ・マーラーなど大編成の楽曲を精妙で色彩豊かなアンサンブルで聴かせる」とのこと。まあ85歳ということで死の境地に近いのか。
メッツマッハーの7番は、普通かなあ?7番は大好きな曲なのですが、よく弦も管も歌っていて7番らしい演奏でした(なんじゃそりゃ)