ラトルのマーラー

どうも、パーヴォ・ヤルヴィのベートーベンが強烈すぎる。ipodに転送して通勤時に聞いてみますが、なんというか、楽器のバランスもたぶん通常の物と違って、かといって古楽というふうでもなく、やたらメリハリがあり、静寂にみちた緊張と爆発、おそろしいことに、全ての瞬間がわくわくしてしまうという体験をしてる気がする。これは解釈の違いとか演奏スタイルとかではなくて、ベートーベン2.0に違いない。おそるべしパーヴォ。生演奏を聴くことに意味のある演奏かもしれない。

さて今週のベストオブクラッシックはマーラー生誕100周年記念

でしょうか?ラトルももう立派な巨匠です、BPOを我が物にしてますね。意外とよかったのがハーディングの5番。ハーディングって75年生まれのイギリス人なのね。マーラでは10番の録音好評らしい。帯にいわく「新世代の恐るべき才能」

おっと、ハーディングの明治学院大学での講演「ダニエル・ハーディング:マーラー、ベルク、そして同時代音楽を語る」ポッドキャストがあるらしい。恐ろしい時代だ。