パーヴォ・ヤルヴィ
NHK海外コンサートシリーズ(2/6)より、とりあえず練習にPCMで録音して、曲を楽章にあとから分割することを試行。1つ分割をいれるのに10分ぐらいかかる様子。曲が長いとそれだけかかる傾向あり。
パーヴォは、かの大ヤルヴィの子どもらしい。それにしても演奏が斬新だ。3番なんて、疾風のように早くて「威厳がない」。9番なんかも、その足の速さと、普通の盛り上がりの意図的な抑制はこれは見上げたもんだ。むしろ6番のような曲が向いているのかも。
ブログには、「余計な情緒はすべて排し、ただただ音の論理だけをたたみかけていく」とある、なるほどね。情緒とかタメとかコブシはないわりに、あっさりもしていない。いわゆる皮を引き延ばしてなにか見ようとしている。何を見ようとしている?
- 「交響曲 第3番 変ホ長調 作品55“英雄”」ベートーベン作曲(45分31秒)
- 「交響曲 第6番 ヘ長調 作品68“田園”」ベートーベン作曲(40分57秒)
- 「交響曲 第7番“イ長調”作品92」ベートーベン作曲(38分59秒)
- 「交響曲 第8番“ヘ長調”作品93」ベートーベン作曲(23分47秒)
- 「交響曲 第9番 ニ短調 作品125“合唱つき”」ベートーベン作曲(1時間02分52秒)
<2010/4/3>
(ポーランド・ラジオ提供)