修了
学位論文製本はまだ作成中ですが、スケジュール的には学校を追い出されることに。
22日の学位授与式は仕事の日なので、出席は出来なかったので、後日郵送で送られるサテライトにて受理することになります。
というわけで、朝から娘たちをつれて、田町に車で行きます。4年間強お世話になった事務の方から一式をもらいました、子供連れだったので以外なのか大変和やかな雰囲気となり、お菓子をもらったり、それから教室で記念撮影をしたりして、修了。今日はアイデアマラソンの講義が行われているようです。
それから、田町のキンコーズで学位記のコピーを取ろうとすると、A2変形なので2時間かかって、しかも2500円とのことなので、普通のカラーコピーを分割で取って貼り合わせます。田舎に飾っておこう。
みなれた田町の街の風景を横目に進みました。
Kindle到着
うわさ?のkindleを米国アマゾンに発注、25日にオーダーして30日に着。
いろんなところで乗り継ぎできなくて滞留していたようです。って贅沢な。
UPSを追跡すると、いったんUPSのハブ(LOUISVILLE)からアンカレッジ!経由で成田へ。
TOKYO, JP 2009/11/30 13:27 配達済み 2009/11/30 8:15 配達を手配しました NARITA, JP 2009/11/29 23:00 空港出発時刻 2009/11/29 11:16 空港上屋スキャン(輸入) NARITA, JP 2009/11/28 0:41 通関業者によりリリースされました。 配達のために現在輸送中です ANCHORAGE,AK,US 2009/11/26 7:54 空港到着時刻 LOUISVILLE,KY,US2009/11/26 5:09 空港出発時刻 2009/11/26 1:56 空港到着時刻 PHOENIX, AZ, US 2009/11/25 20:49 空港出発時刻 2009/11/25 18:16 発地国センタースキャン 2009/11/25 17:50 荷受人に運送されました。 US 2009/11/25 19:16 請求情報を受信しました
さてkindleは英語専門の電子ブックリーダですが、この手の商品は何回も失敗してます。 3年前に米国出張したときに、本屋にSonyのリーダが展示してあり、かの国ではどうも
受け入れられるようです。
・3G(ドコモのローミング)ネットを介して本の購入、お試しができて通信費はアマゾン持ち
・ただし海外版はローミング料がとられる、PC経由で購入すればやはりただに。
・米国版と海外版では提供される本の種類が違う。
・新聞を定期購読できる($20/月程度)。
・実験的機能ではあるがweb browser(ACCESSのNetFront相当)で無料で常時!接続できる
インターフェイスは、ジョイスティックみたいなものをつかって、なんか一昔前の風情で 動きももさもさしますが、電池が持って(7日?)軽いので、これはしょうがないかな。
日本語はフォントを埋め込んだPDFならば読むことができます。
kindleの面白いところは、購入した本の実体?はamazon本体にあるので、kiindleをなくしても また無料でダウンロードできることです。つまり本のインベントリをamazonが代行して、kindle は仮想インベントリの端末ということ。amazonは端末をつくる専門会社(LAB124)を設立したそうで、つまり、インベントリと端末の組み合わせの事業をいろいろやるということ。
例えば、本当の倉庫管理を代行するサービスとか(端末もうれるし、それに一度そのサービス使い始めると、抜けれなくなるね)。というわけで、アマゾンのクラウド戦略の端っこにkindleはいます。すごいなアマゾン。
公聴会2
2時間前にはいって、D論の修正原稿を審査委員の先生分印刷をしようとしますが、ここでコピー機が壊れてしまい、kinkosに飛んだりしてバタバタします。
審査会本体は、もうぼろぼろ、まあD論をそのまま発表しているからしょうがないですね。とはいっても縦・横チェーンの形式化と検証は、それなりに見所だったので、外部委員の先生には通じたと思います。
厳しい質疑応答のあとに、クローズの最終審査です。ここでも厳しい指摘がありました、参考文献の少なさ、それから取った手法の理由付けです。スケーラビリティに関する指摘もありました。質疑応答しながら、得られるものもありました。人には話してみるものです。これは反省点。
最後に、発表者を締め出して最終の審査。長引きましたが、フロアで待っていると早引けの田中先生より、良い方向に収まりそうですと教えてもらってほっとした。
指導教官がでてきて、一応合格の旨が伝えられる。ただし最後には最終論文に指摘事項を反映させることという話でした。最後にはというのは3ヶ月ぐらいあるとのこと、といっても12月卒業をめざすはずならば計算が合わないので先生の勘違い?用意はしましょう。
参考文献を追記すること、それからスケーラビリティに関して、むしろ全部を検証しなくても良い枠組みになっているということを2.3節ぐらいに追記することということでした。指摘事項の−ポイントも、+として読み替えて主張可能であることを教えていただき、さすがは老練な先生です。指導教官に選んでよかったと初めて思った瞬間でした。また外部審査員に専門家を頼んだのもよかったです、事前に指摘事項を何度もいただき、そして見所のメッセージは彼には伝わりました。最後に審査では援護してくれたと思います。
9時から14時までの長丁場もおわり、外に出ると家族から、腰を壊したのですぐに帰ってくるようにとのメールが、余韻を味あう暇もありません。
公聴会
結局、家族の用事があって、修正する時間が夜中しかとれません。
- 充足性演算における非決定性の取り扱い
- タイポ等
は修正しましたが、
- 連動性の計算のところのロジックの不全
は厄介です。この日記をたどる(といっても9月)と、弱双模倣性は+結合のところで、fair transitionを仮定している「気のいいやつ」なので、内部遷移τでlive lockに陥るような場合(合同性が成り立たない場合)でも弱双模倣だと判断してしまいます。なので、弱双模倣でありかつlive lockがないというのが連動性(=合同性)の条件でした。
ところがD論本体も、プレゼンもそのつながりが明示的に書いてないので、指摘事項になったと思われます。磯部先生知ってて指摘したということですか。奥が深い。というわけで、少なくともプレゼンは最後の朝マックで修正中。