クロイツェル

藤原浜雄 バイオリン・リサイタル が今週の聞き物。

  • 「バイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 作品47“クロイツェル”」ベートーベン作曲、2011/11/17

ブログによると、ピアノは奥さんの三上桂子。なかなか緊張感のあるお互いに相手の間合いがわかる掛け合いですなあ。

バッハ

さて、今週のNHKのBOC(ベストオブクラッシック)では、やたら弦楽器しかもバッハ入りが多かった。BOCは国内のリサイタルの録音を流すこともあって、ブログと付き合わせるとなかなかおもしろい。

2010/9/13に浜離宮朝日ホールで録音されたもの。ゲルハルト?よくしらないあ。ブログによると、将来が期待できそうだ。

続いては、

2010/1/22にトッパンホールで録音。いわゆるシャコンヌだ。10年前に学会でアメリカ出張したときに、Nashvilleの歴史ミュージアムを貸し切ってバンケットが開かれたとき、余興で雇われたバイオリン弾きのお兄さんが寂しそうに広い会場を弾きまわっていたのに、シャコンヌをリクエストすると、あれよあれよというまに参加者が集まってきて最後は大拍手。あつまってきたのは中国・韓国系の参加者が多く、かの国々のエリートの文化層は厚いなあと感じたものだった。レイ・チェン台湾出身のオーストリア人で、なんと1989年生まれ(入社した年だ)。エリザベート国際音楽コンクール優勝者ということだが、若いが力がある演奏者だ。ブログなんぞはこの日のコンサートではバッハは軽いと評されているが、まだまだ若い。バッハの諦念というよりも生きる力がよく現れていてよかった。偏見だが若い中国系のクラッシック演者はとにかく力強い、パワークラシック、しかも上手い、ただし繊細さやわびさびには欠ける。軽い調子は、それは上手すぎるからだろう、熟成していくであろうこれからが楽しみなバイオリニストだ。

ネットジューク2

ネットジュークの使い方Tips。

FMエアチェックの場合は、タイトル名取得が、後から(マニュアルで)になるので面倒だが、フォルダ(録音セッション毎に作られる)単位で一括タイトル名取得ができる。

ところが、録音時オート設定で、MusicとTalkを分離させておいたフォルダに対して一括登録すると。がんばってTalkにまでタイトルをつけてくれる。トムソーヤとか英語単語!とかCDになったことがあるんだろうな、タイトルが登録されてしまう。。

そこで、ジャンルビューに変えてFM/AM録音[Music]に移動して、該当フォルダをみると、そこにはMusicのみがフィルタリングされて入っているので、このフォルダで一括登録すれば一瞬でおわり!。

タイトル名取得は曲名、アーティスト名がわかっていいのですが、最大の課題は、アルバム名まで登録されるので、たとえばituneにもってゆくと、もとは1つの番組なのに、バラバラのアルバムとして登録されてしまうこと。これはDLNAをつかって外部からみるのでも同じ。DLNAの場合はプレイリストに登録すれば、これは外にexposeされるので同じ番組を連続して聞けることで解決。問題はituneだな。

ipodからはML Player Liteを使ってますが、これがバックグランド再生に対応していない。バックグラウンド再生をうたっている日本製LMPlayerはネットジュークのコンテンツは表示できてもプレーできない(mp3なのに)といまいちです。

ネットジューク

NAS-D500HDを買った。

http://www.sony.jp/system-stereo/products/NAS-D500HD/images/prod/l/NAS-D500HD.jpg

ジャスコにいくと、「展示品処分29,000円」と表示があり、つい買ってしまった。HDD160Gをもつ音楽コンポで、ネットワークにも接続でき、ラジオをHDDに録音できて、それをUSB経由で外に吸い出せるという仕組みをもっている、さらにDLNA対応なので、ネットをつなげるとipod等からも音楽がきける。まさにミュージックサーバー。しかし技術が進みすぎたのか、Sonyのネットワーク戦略はブレイクはせずに、生産中止。これが最後のチャンスかなというわけでご購入。第一の目的はFMエアチェック

持ち帰って設定し、HDDの中身を見ると2008年7月のフォルダーが、、そうか2年半以上ジャスコの店頭でひっそり見捨てられてたのね。

家の無線LANルータに有線接続できずに焦りましたが、2000年に購入したルータは古すぎなのか、新しいルータに変えたらすぐに繋がった。

本機は、エアチェック番組を自動的にTalkとMusicのトラックに分離できたり、後から手動ではあるが、音楽トラックに対してメタデータ検索とアタッチを行うことができる。タイトル検索は楽曲指紋なる技術をつかっており、HDDに内蔵のDBへの問い合わせも行うが、最新のタイトルはネット経由で取ってくる。いまのところ8割ぐらいのヒット率。mp3形式でUSB経由でituneに取りこんでipodに同期も確認。N響定期演奏会のようなライブ放送はやっぱりきれいだわ。

これから色々試してみます。

D論終了

前の職場が解散しそう、あるいは社会人ドクター進学を許諾していただいた元社長の引退が6月にせまっているので、その旨を伝えるとあっさり印刷作業OKの返事が返ってきた。

ということで急遽九段下にある日本文書に発注。ハードカバー10冊、ソフトカバー10冊で計8万強ってなぐわい。

[
なんとか自立はぎりぎり出来るぐらいのボリュームですかね。

日本文書に受け取りに出かけましたが、計10kgは重い。事務所の奥が作業場で、なんと表紙用に活字を拾っていました。すごいなあ

と言うわけで、4年強かかった社会人ドクターの旅は終了。

まだ論文製本の返事が先生からきませんが、

気晴らしに、flickr写真の取り込みのテストです。

下の写真は、保育園からの帰りにトイレの明かりで怪しく光る、桜です。なんとも不思議な風景でした。
デジカメで撮ると、さらに不思議な絵となりました。

P1010503

製本にむけての作業(1)

学位はもらいましたが、製本して収めなければなりません。それにむけて修正中。公聴会の指摘事項から、関連研究の紹介が少ないということと、普通のモデル検査とかそういう手法を使わなかった理由を書くということをします。

関連研究の増強等で総ページは121から136へ、引用は17件から31件に増量したぐらいでもういいかな。。。先生に打診しましょう。

それにしても、bibtexに日本語の論文を入れると変な文字化け(例:プロセス代数→プロヘボ代数)しますが、これは文献管理のJabRefのDefault encodeingをEUC_JPにすれば、解決。IPAフォントにしてKindleでも読みやすくなります。

dvipdfmx -f ipa.map thesis