不動点とプロセス代数

  • 通信をenforceする再帰変数同士の並行結合(\partial \Gamma(||) )は
  • 通信に失敗する組合せを展開時に逐次\deltaに変換して消してゆく
  • \deltaになった項は、展開をさかのぼって\deltaを伝播して消してゆく
  • \deltaを消しながら展開方向に対して逆進する伝播Fは、項の集合に対しては単調
  • 最大展開された項の集合(T)に対してFを順次適用すると、F^0(T) \sqsupseteq F^1(T) \sqsupseteq ...\sqsupseteq F^m(T) = F^m(T)
  • 達するF^m(T)は、x \sqsubseteq F(x)となる集合の最大不動点
  • なんか\sqsupseteq\sqsubseteqが逆であるが、これはこの方式の家風
    • Rがwining setならば逆進したF(R)にRが含まれるはず?だから??R \sqsubseteq F(R)
  • ついでに以上の論理はsafty-gameの勝利集合を求める戦略と同じで
  • Acetoの"Reactive System"によると、LTSにおける強相模倣関係をもとめる戦略とも同じ。
  • 通信をenforceする再帰変数同士の並行結合(\partial \Gamma(||) )は、Fの最大不動点\nu X. F(X)をもとめてることに対応
  • \nu X. F(X)のもとめかたは、もう自明ですね。
  • これで、「なんとなく展開して出来ているふうに見えるが、、、」という類のコメントを回避できます。