2007-01-01から1年間の記事一覧

Pnueli論文のメモ

MSCのライバルMTS(Modal Transition System)をやっているUchitelに対抗すべく 理論武装のため、合成派の古典論文であるPnueliの"On the synthesis of a reactive module"を読んだ。 リアクティブシステムは環境からの入力変数xに対して動作してyを環境に対し…

再帰型プロセスの合成

いわゆるReactive Systemは、プロセス代数上は再帰方程式で表現されますが、 複数のプロセスを(加算)合成する場合には注意が必要なことに気づく。 いわゆる追い越し問題。正しい合成ができる条件程度の検討をしましたが、まだまだつっこみが 甘いですね。…

Maude

最近Maudeにはまっている。 項書き換えシステムなんですが、等式論理や、書換論理を取り込み なんかパーサーから実行からなんから全部出来るシステムにみえます。当面、ACPおよびACPを使ったProces Termの簡略化なんかをTRSで 書いてみるというのに使えるか…

リスト関係

とりあえず2つのリストの和集合?をとる関数。 色々作った。以外にocamlと相性良いかも! let rec list_uniqufy(lst) = match lst with |[]->[] |hd::tl -> hd::(List.filter (fun x-> hd<>x) (list_uniqufy tl));; let list_union(lst1, lst2) = list_uniq…

型違い?

open Xml type place = P of string let ps_to_xml (ps) = map (function (P p) -> p) ps;; とすると This pattern matches values of type place but is here used to match values of type Xml.xml と冷たく怒られる。なんでXML???

少し考えたこと。

やっているはなしが、一体何になるのか?どうすればよろしいのか?なにがうれしいのか? PAの拡張? -

イベント依存について

イベント依存グラフ(EDG)について、FSMより導くのは何だかなーとおもっていたら Alureの論文Inference of Message Sequence Chart を読んで合点がいった。 EDGはAlure風に定式化すればよい MSCはFSMとEDGを両方規定している、ことにすれば当面解決 つまりEDG…

ドラフト1送付

何回か見直して微調整して、ぴったり6ページの原稿を先生に送った。 骨子作成までの残りの研究項目を洗い出した。 部分プロトコル部品のOperator化 FSM→EPG対応の曖昧さに対処 EDGの中の制約(入力、出力、連携、阻害)を整理明確化 合成ルールの追加(阻害…

ドラフト1完成か

削りに削って、6ページには入ったが、内容が不明になった。

まだ8ページ

研究会の事務局より、投稿のお願いがきた(採択ということ)。しかし 会社の同僚と同じセッションにされてしまったわい。研究会投稿原稿を作成中、ドラフト0を色々と修正してどうにか8ページに は収まりましたが、目標6ページ。修正しながら展開の怪しい…

木オートマトン

仕事の関係で、先輩が、木オートマトンで実現できるといわれたので、調べていたら じつはDAGオートマトンの話であることがわかった。くやしいので、木オートマトン の例を挙げる。 http://www.cs.cmu.edu/~neelk/や、Tree automataを参照 A tree automaton i…

間に合うのか?

DAシンポの原稿を作っていますが、やはり、社会人Drなので、空き時間で細々と 作業をするしか有りません。しかしいくら4時におきても洗濯がまってます。 いろいろ誘惑もあります。土曜の図書館作業に望みを託すのはリスクが多すぎです。 締め切り1ヶ月前な…

ドラフト0

土曜日は図書館で研究活動。また浮浪者のおばさんがいいます。研究メモから、関連パーツを抜粋して、研究会形式にならべると、10ページを超えて しましました。けずったり、新しく起こす章があるからいちがいにはいえませんが、 ボリューム的なあたりはつ…

主テーマ再開

しばらく、副テーマの活動で、主テーマをお休みしていましたが。 完全復活します。とりあえず8月の国内研究会(DAシンポジウム07)に向けて の活動が主になりますが、中期的には次の1月までに骨子なるものをつくらねば ならないとのことでこれは実は投稿論文…

副テーマ合格

落水先生より連絡あり、学内Reportにするには、校正が必要であるが 副テーマとしては合格とする。ということだった。まあ、当初の目的は完遂されたわけだし。さらに理論的は考察の緒 もつけたし。もしかこの研究を続けるとしたときの、スタートポイント とし…

MTTのイメージ

ちょうど、こういうページにぶつかって。そこにMTTのてきすと説明の サンプルがあった。http://lamp.epfl.ch/~emir/bqbase/2005/02/04/example_rectrans.html input X = { Phonebook, Entry, Name, Phone, String } ∪ { o, atom, [] } output Y = { Table, T…

MTT

副テーマは、先生にsubmitしたが、tree transducerによる定式化のところで 実行例がない。ocamlでmttを作っている例をみつけたのでhttp://yquem.inria.fr/~frisch/mtt/READMEこれをつかってサンプルを、土曜日につくろう。

やっと理論編

モデル変換がMSO(モナディック2階)論理と関係があるという噂は ずっとしっていたが、すこし理論背景を探し出す。Tree Transducerというのがよさげな、定式化ということがわかる Top-down Tree Transducer もっとも単純なルールベースの変換 Macro Tree Tra…

デシリアライズその2

というわけで、Ecore自体をメタモデルとして、VSMメタモデルを入力として ATL変換ファイルを生成するメタなモデル変換を実験して、成功。とりあえず90点ゾーンには入ったかな。副テーマ復活か - henjin1goの日記 is finally realized!"

デシリアライズその1

とりあえず、M(インスタンス情報)をソースにしたATL変換により、デシリアライズを 作るという一種の裏技を敢行。ATL queryを使えばテキストに容易に落ちます。テキストとしてはEMFが"Model Code生成"で生成するデータベースのAPI(getとかsetとか) を採用。…

ASML変換

とりあえず、完成か。リストを、カスケード上の木構造に変換するところで うまくcalled ruleを使うことでなんとかいった。calle ruleってやっぱり「宣言的」な範囲を超えてますよねえ。 つぎはとりあえずここまでの文章だ、バント・バント。。

モデル変換着手

とりあえず、前の打合せに従い、とにかく原稿かいて、実験することにした。 連休中は実験します Vsm2AsmLをやってみる Vsmからのシリアライズのかけら をやってみます。どこまでできるかを評価するというのがお題なので まずは出来ないギリギリまでやってみ…

はやくまとめること

副テーマの打合せに田町にいった。 実は担任の先生とは初めての打合せ 八重洲のMOTコースと合体して人が多い。 今ある範囲で、手を動かしてまとめる 研究会は無理そうなので、学内レポートにしなさい。 とにかくさっさとまとめる、深入りしないこと。 という…

TCSにはまる。

TCSをつかって、VSMモデルをAsmLのテキストに変換しようとすると、まずTCS自体(AsmL.tcs)の ロードに失敗する。Operatorあたりが怪しいみたいで、そういば、CSVリポジトリからとって きたAsmL.tcsは、Operatorの部分がコメントアウトしてあったなあー、ソー…

副テーマをつづけます

先日EMFをつかえば、全て課題が解決されていることに気づきましたが、 これぐらいでは、めげません。モデル変換をAsmLをターゲットにして ATL(Atlas Transformation Language)フレームワークをつかって、変換を つくってみようと思います。まずはやってみな…

EMFはすごいなあー

副テーマの主な課題は、実はEMF(Eclipse Modeling Framework)にて解決 されていることを発見した。 メタモデル(ecoreモデル)の作成 メタモデルから生成モデルの作成(genmodel) genmodelからのコード生成 仕様DBに必要最小限のクラスコード、アクセス実装の生…

ATLを見直した

副テーマの取り組みがあまりにも、おざなりだったので、ATLを見直し、ダウンロード して、動かしてみた。UML2JavaとかKM32DOTとか、の変換はとても参考になる。ルールを使った変換で、予想通り、組織的ではないようにみえる。 とりあえず、VSMのモデル(メタ…

久しぶりの打合せ

こちらもさぼっていたり、米国出張とかがあって、打合せができなかったが やっと日曜に打合せができた。 主テーマ プロトコル加算合成 表現をちゃんとすること(Σ記法で一環して書くこと) 連携制約のところが、上位および、FSMでどう表せるかが曖昧→定式化 …

Prof.石井語録

NHK仕事の流儀でMITの石井先生が出ていたのを、ながらメモする。 先生の専門はタンジブル。 私は天才ではないので、人の2倍働き、3倍のアウトプットを出す。 あいまいな答えしかだせないのは練れてないからだ。 (モレスキンのノートに)書くことはメディ…

プロセス代数ののこり

まだまだカバーし切れていない、プロセス代数の要素がある。イントロ本以外にもクリーニ演算子* への拡張とか、もあるし。。。とりあえずmCLR2本にある基本演算はカバーしないとな。 Restriction: Blocking: Renaming: Commnication: